体験記録

好きな事もイヤな事も書いてく。見たまま感じるままに。

昭和の商店街で行われる夜店に行ってきた

夜店に行ってきました。地方によっては縁日とも言うのかな?

そこは田舎町で昔ながらの商店街がある。

その商店街の道路を封鎖してそこが夜店通りになる。

毎年この時期に開かれるその町の祭りです。



商店街で、というのがなかなか味わい深いのです。

露店以外に、その商店街にあるお店も開いているので店を見るだけでも楽しい。


どんな店があるかと言うと、個人経営の和菓子屋とか魚屋、それにお肉屋におもちゃ屋など、昭和の商店街がそのままそこにはある感じだ。

懐かしい子供の頃にタイムスリップしたようなやさしい気持ちになれます。


子供達もこの祭りは大好きなので我が家では毎年欠かさずお邪魔しています。


昭和の商店街を歩く魅力以外にも、路上に並ぶ露店も楽しい。

大きなサイコロを2つ転がして遊ぶゲームやや、輪投げや射的に、コインを水槽のコップに落とすゲームなどなど色々ある。全て景品はおもちゃで、料金も安く遊べるので子供達で大にぎわいとなります。

ゲームのルール的にも大雑把になっており、例えば輪投げなんかは、投げる位置を示す白線も引いてあるが景品に近すぎており、前列にある景品なら、投げなくても手を伸ばせば景品に輪を掛けることが出来ちゃう。

他にも、筒状の箱の淵にアルミホイルでフタをして中身の見えない箱にして、そのアルミホイルを手でブチ破り中身の景品をゲットするゲームがあります。当然、何が当たるか分からない。ぶら下がっている景品見本で自分が欲しい景品に目星を付けたら、自分のカンを頼りにアルミホイルをブチ破る。

いつもはその箱の中におもちゃが直接入っているのだけど、今年は、当たりのおもちゃには景品見本にそれぞれ違う色のコインを設定し、出てきたコインの色のおもちゃをゲットできる仕組みになっていた。

今回も子供がそのゲームに挑戦!

勢いよくアルミホイルをブチ破ると、中にはなんと異なる色のコインが3つも入っていた!。

出てきたコインの色と同じ景品をもらえるはずなので、当たりのおもちゃを3つもらえることになる。

お店のおっちゃんも驚きながら「誰だ〜コイン3つも入れたのは〜?」と笑いながら叫んでいた。その後ろでは、回収された箱にアルミホイルをつけて、新たな筒の箱を準備しているおっちゃん達がいた。この中の誰かがお茶目をしたのだろう。これだからここは楽しい。

色々なゲームがある中で、特にオススメは風船わりのゲームだ。

風船の中には紙切れが1枚入っており、それには数字が書いてある。

まだ陽が沈む前から行けば、風船の中の紙切れに書いてある数字が透けて見えるのだ。

景品コーナーで自分の欲しい景品の番号を覚えたら、風船を下から覗き込み欲しい番号をさがす。それを見つけたら、もらった棒で風船を突き、割れた風船から出てきた紙切れと景品を交換する。

娘の欲しい番号は50だった。20分位掛かったがその番号を見つけて欲しい景品をゲット出来た。喜ぶ娘を見ると俺もうれしい。

結局、夜6時過ぎに着き、商店街を出たのは9時だった。

親戚の子供達も皆、たくさんおもちゃをゲットできたしとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

親戚の夫婦は来週も行くらしい。

我が家でも子供達が行きたいと言えばまた行こうとおもいます。

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大手K電気で冷蔵庫を買ってきた。久々に良い買い物が出来ました。

我が家の冷蔵庫は10年物だ。

特に壊れている訳でもないのだが氷は作れない。

壊れてるじゃないか!?

とお思いになるかもしれないが壊れていない。


我が家の冷蔵庫は水さえ与えれば勝手に氷を生産してくれるスグレモノだ。ただしその内部(水が流れるとこ)を洗うことが出来ないから不衛生だ。


以前に3年ほどアメリカに住んでおりその間、冷蔵庫は電源を落としたまま放置していた。

日本に帰ってきてからは普通にその冷蔵庫を使っているがその製氷システムだけは、

嫁が「汚い」と言って使用禁止になっている。このままでは今年の夏にアイスコーヒーが飲めない生活となってしまう!

珍しく意見が合った俺達は冷蔵庫の購入を決意したのだった。


家の近くには全部で4店の電気屋がひしめき合っている。


まず最初に俺達はE電気店に向かった。

数日前にそのE電気店から「ご優待」と書かれたダイレクトメールが届いており、その中には10万円以上の製品購入で1万円引き券が入っていたので持っていくことにした。

そのE電気店はその4店舗の中では最も繁盛している店だ。まずこの店でお値段を下調べしようと思った。

店に入るとたくさんの客で賑わっていた。

冷蔵庫以外に興味はなかった俺達は冷蔵庫コーナーへ直行。


冷蔵庫のサイズは600Lで探した。

俺達が気に入ったのは三菱の冷蔵庫で、値札は228,000(税別)だった。

店員との交渉により大抵はその表示価格より値引くので、近寄ってきた店員に値段を聞いた。すると、その店員はまず俺達が会員かどうか聞いてきた。

会員であると知った店員は、俺が持ってきた1万円券と同じ物を見せ、「これと同じ物が届いてないですか」と聞いてきた。

先を越された俺は「届いてた気がする」と返答。本当は持ってきていたのだがイマイチ出しずらくなってしまった。

結局その金券分の1万円引きとなっただけだった。そうすると、定価218,000円+消費税+リサイクル料5,000円。全部で240,000円位。

なんだかお得感が全く感じられない。

この店は客も多く入っているせいか店員も大分、強気な感じだ。これ以上の値下げも大して期待できそうになかった。

やはり人気店。俺の予想通りの展開だった。

こういうライバル店がひしめき合っている所では、No2,3の店の方が狙い目なのだ。


俺達は次にK電気店に向かった。

この店は店舗ができてからまだ1年ほどしか経っていない。先ほどのE電気店に比べると広さも同程度ありかなり広いのだが何故か客足は少ない。多分、E電気店の5分の1位の客数だ。

そこには先ほどと同じ三菱の冷蔵庫が置いてあり値札は218,000円。価格は店員にご相談下さい。と書いてあった。この時点でE電気と同じ値段なので期待できそうだった。

しばらく冷蔵庫コーナーを物色していると店員が話しかけてきた。

先ほどE電気ですでに聞いた内容も含め、俺は買う気があることを匂わせながらその店員と話をした。

そして、値段を聞いてみた。

すると208,000円とのこと。

E電気より1万円値下がった。と思ったらその店員は続けて言った。

税込みです。

え"〜っ!

マジか。

しかも、古い冷蔵庫は5,000円で下取るとのこと。

その5,000含めてトータルが208,000だった。

E電気よりも3万円以上安かった。

その値段の提示前に「頑張らせて頂きます」と店員は言ってたけど本当に頑張ったのではないかと思えてしまう。


あいにくこの時は嫁と一緒ではなかった。E電気を出た後、俺は嫁を家に送り返しここへは俺一人で来ていた。


相手をしてくれた店員にあとで嫁と一緒に来る事を伝えて去ろうとすると、その店員は自分の名刺の裏にその冷蔵庫の型式と値段を書いて「ウチは税込ですので」と言うと、俺に名刺をくれた。


この近辺の電気店は他店対抗を徹底的に意識しているのでこの名刺を他の電気店で見せればさらに安く買うことが出来る。そんなことはあの店員も分かっているはずなのにこの名刺をくれる潔さが俺の心を打った。


家に帰った俺はK店での出来事を伝え、今度は嫁と一緒に再びK店へと直行。


俺はその店員を見つけ冷蔵庫を買う事を伝えた。

気分の良い買い物が出来ました。

K店ガンバレ。










セレブ妻のゴージャス生活を顧みる

こないだテレビでセレブ妻の私生活を放映してた。

当然、自宅は大豪邸だし海外暮らし。

リビングの広さは40畳以上あるしソファーは300万円でテーブルは150万円だそうな。

俺ん家の家具なら同じの100個買える。


そのセレブ妻ん家では家族で旅行に行けば1泊100万円のお部屋に泊まるんだそうな。

俺ん家の旅行なら100泊できる。

俺には縁の無い世界のことなのに何故か興味が湧いてくる。他の部屋はどうなってるんだろ?お風呂は?

テレビが違う映像を映すたびに我が家では歓声が上がる。そのときの家族の顔は何故か皆んな笑顔。たぶんその豪邸生活と自分達の生活状況にギャップがあり過ぎて笑うしかないのだろう。

その圧倒的ゴージャス感と非現実な世界への憧れが無意識的に夢の世界に浸らせているのかもしれない。現にその番組を見終わってからは羨ましさも妬みも感じない。それどころかまるでテーマパークにでも行ってきた後のような充足感に近い感覚に満たされていた。

摩訶不思議な現象だ。

全く縁のない世界を見ただけで晴れやかな気分になっている。

セレブ妻とはなんという生活をしているのだろうか!


それにしてもお金があるところにはあるもんだ。あり余ってるのかなー?。

そういう人達ってもはや金銭感覚は狂ってて高級品よりも高額品にこそ価値があると思っているのではないかと思う。つまり本当の物の価値ではなく、500万円とゆう数字自体に価値を感じる。50万円で仕入れた品物が100万円で売ってたら買わないのだ。そうゆう理性を喪失したセレブ妻もいれば、理性を保つセレブ妻がいる。こないだテレビで見たセレブ妻は後者っぽかったな。


改めて今、我を振り返ると自分はどうか?

一方では、そんな贅沢三昧な生活をおくっている人達がいる。

俺には、俺の家族にも一生涯縁のない生活なのではないか?

稼ぎ頭の俺は朝から晩まで仕事をするが人並みの生活水準を維持するのが精一杯でたまに美味しものを食べに行くのがささやかな贅沢。今までがそうだったようにこれからもこれ以上のことは予測も出来ない。

こんな生活になってしまったのも元々は今まで俺自身が歩んできた道の先にあるものだから文句は言えない。でもその俺に着いて来てくれるひとも同じ生活を強いられるのは理不尽なことではないか?

俺と同じように働きに出ている嫁に、俺を信じて託した将来に「幸せだった」と言ってもらえるような人生を贈ってやりたい。


現代の「世の中」という図式は人間社会という牢獄になっていて多くの人がその牢獄の中で一生を終える。例外として一部の成功者だけがそこから解放される。本来、自由であるはずの個人なのに「カゴの中の鳥」のごとく束縛されている。

人はもっと自由に、楽しく、気楽に大空を飛びまわって良いはずなのに。

前々から思っていたがやはり日本人は働き過ぎだ。仕事よりも家族との時間を大切にする欧米人を見習うべきだ。彼らは残業などしない。モノマネを得意としてきた日本人が何故そこは真似ないのか?。

日々の就労時間を1時間減らせばいい話だと思うんだが。その結果、生じる経済的な損失分は給与を減らして穴埋めすればよいではないか。当然、企業の生産性や流通量など様々に影響が出るが、その状態が常態化されてしまえばそれはあたりまえのことと認識されていくのではないか?そうなれば仕事終わりは16時となるので会社と家庭の時間を両立出来るようになる。日本全国にある企業で足並みを揃えて実現してほしいものだ。この方策こそ今の日本とその国民の生活を豊かにすることが出来るはじめの一歩だと俺は思う。


お金持ちだから幸せとも限らないしセレブ妻だって絶対幸せとも限らない。

幸せを測る尺度は人それぞれに違うが、共通して言えることは自分が幸せと思える「時」がどんな時なのかを知っていればそれは作ることが可能なのだ。







朝起きられない(朝が苦手)から脱却。試してみて。

朝起きられない人、朝が苦手な人は特にやってみてほしい。簡単なことです。

 

朝は体より先に脳から起こします。

脳を目覚めさせることが出来れば布団から起きる気が湧いてきます。

目覚ましの時計を止めて、もう起きる時間だけど起きたくない。で、布団の中で余韻に浸りながらタイムリミットまでカウントダウン。そして、あきらめて無理やり体を起こす。

 

そんなに無理して起きなくてもいい方法があるので試してみてください。

 

誰でも経験があると思いますが、夜、寝付けない時があると思います。そういう時は、何か考え事をしていなかったでしょうか?。それは不安事や、恋愛事など気になって眠れない時。この思考が脳の休息を邪魔しています。とゆうことはこれに近い状態を朝作れば良いわけです。では、どうするか?

おすすめは、布団から起きてからの自分の行動を順番にイメージする事。

布団をたたみ、トイレに行き、洗濯機をまわしたら冷蔵庫から食パンを取り出してオーブンに入れてチン。ポットに水を入れお湯を沸かし、新聞を取りに行って・・。とゆう感じで自分の行動(動き方)をイメージする。今日は何曜日だっけ?とか、今日は会社でなにをやるんだっけ?と、ここまでくれば、もう脳は勝手に目覚めています。

目覚めまし時計に強制的に目覚めさせられた後、脳が起きる前から体を無理して起こすのではなく、本日の予定をイメージして脳から起こしましょう。

これは前日の夜更かしによる睡眠不足の場合でも効果はあると考えられますが脳の目覚めに多少の時間を要すと思います(夜更かししないから試したことないです)

 

是非、試してみてください。

これでもう、布団から起きてから移動先のリビングのソファーでダラ〜ンと場所変わっただけ状態から脱却です。

 

 

 

コーギーの生活(お昼寝編)

犬を飼うイコール犬小屋はセットだと思っていたのに、うちのコーギーはなぜか犬小屋には入らない。昼間の日差しを避けるために、このコーギーはいつも犬小屋の屋根の出っ張りが作る小さな影に隠れているのだ。コーギーは胴が長いので大体、いつもおケツがはみ出している。


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お出掛けしていた嫁が帰ってくると、コーギーは、今日もいつもの場所で昼寝をしていた。

玄関に近づく人の気配に気付いているはずなのだが動かない。この時間帯に来るのは嫁だと知っているのだ。

なぜ無反応かというと、このコーギーは嫁には興味がないのだ。

動かないコーギーの顔を嫁が覗き込むように見ると、こっちを振り向いたがそれも一瞬だけだった。

まさにチラ見だった。

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気持ちの良い昼寝から起こされたコーギーは体をクネクネさせながらひっくり返りそのまま反対向きに寝返った。

どうやら昼寝を続けるつもりのようだった。

嫁としても、こうも分かり易く無視されるとチョット小バカにされたようでおもしろくない。威厳を取り戻すため嫁は一旦、家の中に入りオヤツを持ってきた。嫁が戻ってからもまだボーッとしているコーギーの目上にオヤツをチラつかせるが気づかない。「オヤツだよー」って言っても気づかないので目の前にオヤツを放り投げた。突然、降ってきたそれにようやく気付いたが見たことのないオヤツなので、とりあえず食べてみたら以外とおいしいと思った。


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ムシャムシャとおやつを食べ終え、他にも落ちていないか?周りをキョロキョロと見まわすが落ちている訳がない。おやつには弱いコーギーはようやく嫁の方に顔を向けた。正座のポーズになり、いい子ぶるコーギーは「もっとちょうだい」と目でうったえる。これもいつものポーズだ。このポーズをすれば良いことがあると知っているのだ。嫁もその姿が愛らしく見えるので、つい追加のおやつをあげてしまうのだった。


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(ドラクエ風)休日の土曜日に朝から畑の草刈り編

土曜日の午前中は庭の畑の草刈りをしようと決めていた。

学校の廃品回収もある。

朝起きて、新聞の朝刊は読まずに広告だけをチェックしながら食パンをチンして食べ、洗濯物を干してから物置きの新聞をひもでしばり、それをマイカーの荷台に積み込んだ後、車に乗り込みエンジンをかけて出発した嫁を見送ってから俺は準備をスタートさせた。


目的の地はそう遠くはないのだがこの時期になると空から攻撃して吸血してくるフライ系の生物や全身から毛を生やし毒攻撃を得意とするイモムシ系の危険生物などに遭遇する恐れがあるので十分な装備を整える必要がある。

パジャマを脱ぎお出かけ用の服に着替え終えた俺は宿屋を離れ、どうぐを預けている小屋へと向かった。


小屋に着いた俺は装備を整え旅に出る準備を始めた。


まず小屋の奥にある棚の一番下からブーツを選び装備する。この青色をしたブーツの名はラバーブーツといい特に耐水性に優れている。目的の荒れ地は昨日の雨で足場も悪くなっていると予測されるため的確な選択だろう。

次にグローブを装着する。これは編み目状に縫製され、綿とポリという素材で作られたものよりも1ランク上の防具で、生地に厚みがある。手のひら側には天然ゴムを加工した生地が使用されており殺傷性の攻撃や水系に耐性がある。


次に装備したのは頭部を保護するカブトだ。数ある装備品の中から俺が選んだものは頭頂部を完全に覆い、さらにその全周にせり出すツバと呼ばれるものが上空からの攻撃から身を守ってくれるハットタイプだ。

むぎとワラで作られたこのカブトを装備すれば首の後ろもガードすることが出来るだろう。

こいつの特性としては光と熱に耐性がある。


そして最後に選んだのが武器。

俺が選んだそれは半月状の形をした鉄製の刃具を木の棒の先端部に固定したもので俺はそれをカマと呼んでいる。

このカマが優れている点は軽量であり片手であやつることが出来ることにある。

これが2本揃えば両手にカマを持つことも可能だ。他の武器には大型で両手使い用のものもありその重量から繰り出される破壊的な一撃は当たれば確実に大ダメージを与えることが出来る。敵が土属性の場合には瀕死は免れ得ぬであろう。

これらの武器や防具は街のどうぐ屋に行けば手に入れることが出来る。今回の装備品も大分使い込んで傷み出しているので今度新しく買い換えようと思う。若干、値は張るがあつかい易い軽量の物を選ぶつもりだ。



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旅の準備は整った。冒険に出発だ。小屋を離れた俺は緑が生い茂る草原を行き昨日の雨の増水により広がり出来た湖を超え、ほどなく目的の荒れた地へとたどり着いた。


その地を見下ろせる小高い丘の上から見えたものはそこに棲息しているあまたのモンスターたちであった。それぞれの個体から伸びる触手を風に揺らせユラユラと、まるで俺をあざ笑いながら獲物を待ち伏せる食虫植物そのもののようであった。



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俺は丘を駆け下り、

その荒れた地へとしゃしゃり出た。

するとたちまち周りを囲まれる。だが冷静な俺は落ち着いている。近くに来るとよくわかったがすごい敵の数た。大きいヤツから小さいヤツまでウジャウジャいやがるぜ!

だが、周りにいる奴らはどれも低レベルで過去には何度も倒したことのある下等生物ばかりだった。早速、俺は攻撃を開始した。倒すのはたやすい奴らだが数の多さゆえに俺のHPが減らされていく。すると突然、土の中から新手のモンスターが出現した。


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イモムシ系のモンスターだ!。

身を守っているそのスキをねらい俺は土砂の呪文を唱えた。巻き上がる土が容赦なくイモムシへと降りそそがれる。イモムシは土の中に埋もれた。イモムシをたおした。


新手を排除した俺は雑魚モンスターの退治を続けた。この雑魚どもには大きく分けて2種類のタイプがある。経験を積んだ俺はどちらの弱点も知り尽くしている。

1種は、最初に芽生えた本体の周りを覆うように横に葉を広げていく習性がある。いわゆる増殖していくヤツだ。こいつらは放置すればどんどん仲間を増やして広がっていく。例えば三つ葉モンスターがそれだ。だがその根は細く浅いため容易に撃退する事が出来る。厄介なのはもう1種の方だ。

そいつは横へ広がることはないが上方向。縦に伸びるタイプだ。特徴として葉の形が細長いヤツが多く、根や茎が太い。さらにその根は地中深くへと侵食する為、その根を断つのが難しい。今、俺はそいつと対峙している。まあまあ大型化していたそいつを力ずくで引っこぬく。根が途中で切れた為さらに土を掘り起こし、本体にとどめをさそうとしたそのとき、土の中で何かが動いた!

俺はカマの先を使い何かが隠れた石の下をしらべた。


次の瞬間!


そいつは俺がみがまえるよりさきにおそいかかってきた!


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おおムカデがあらわれた。



こいつは危険だ!。猛毒を持っている!噛まれればいのちに関わるダメージを受けてしまいかねない。しかもすばやさも高く油断すれば命を落としかねない。

おおムカデのこうげき!「突進」を使ってきた。もの凄いスピードでこっちに来やがる!間一髪、俺はその初撃をかわすことが出来た。次は俺のターン!。いつもよりもカマを大きく振り上げてから一気に振り下ろす。かいしんの一撃だった。おおムカデを倒した。ついでに俺のレベルが上がった。さすがの俺もおおムカデにはチョット焦ったぜ。ドキドキしていた気を落ち着けてから作業を再開する。

すると間を空けず、

新たなモンスターが出現した


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白いイモムシがあらわれた。


俺のこうげき。バシルーラの呪文を唱えた。白イモムシはどっかに飛んでった。


白イモを倒した俺は討伐を続ける。

「一体、ここのボスは何処に潜んでいるのか?」

そのボスモンスターを倒さない限りこの地に秩序は戻らない。


雑魚とはいえ、きりが無いくらいの数のモンスターをやっつけた俺にもそろそろ疲労が溜まってきたようだ。振り下ろすカマが土に差し込む範囲が浅くなってきているのだ。それでも俺は地道に目の前のヤツから退治し、進んでいった。


すると、


ついに姿をあらわした!


そいつは胴体を隠し、首から上だけを地中から伸ばして俺を威嚇している。

いくつもある首とその頭部にある大きな口は攻撃と防御が同時に出来る態勢になっていた。




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荒れ地のボスがあらわれた。



首の数は全部で8体あった。

不用意に飛び込めばその鋭い牙の餌食となってしまうだろう。

ようやく辿り着いたボスモンスターだが、疲労が溜まったままのボス戦は避けた方がいい。

討伐を始めてから大分時間も経っているしお腹も空いてきた。HPも大分少なくなってきているので俺は一旦、宿に戻り再起を図ることにした。


宿に戻った俺はごはんを食べてHPを回復。喉も渇いていたのできよめの水を飲んでMPも回復。

午後からは、嫁にも一緒に行こうと誘ってみる。嫁が来れば戦闘はだいぶ楽になるはずだ。嫁は居間にあるソファーの上でダッラ〜ンとしながらテレビを見ているので暇なはずだ。しかし嫁の返事はNOだった。理由は汗をかきたくないそうだ。軟弱な理由だが妙に説得力があった。仕方ないので俺は再び一人で旅立つことにした。


村を出てから、しばらくは人によって整備された舗装路を進み、途中からその舗装路から出て南の方角へと進む。荒れ地が近づくと、この辺りを縄張るモンスターどもが現れ出したが襲ってこない。皆、俺の姿を見つけると逃げるように離れていった。


荒れ地に着いた俺は残存モンスターを退治しながらボスの所を目指す。

午前中にかなりの数をやっつけてきたので見渡せる範囲には雑魚モンスターがまばらに残っている程度だった。

俺は残っている雑魚は一旦無視して先にボスモンスターを倒すことにする。

荒れ地を奥深く進んでいくと現れた!


荒れ地のボス!


荒れ地のボスのこうげき

上半身を揺らせ、触手を使ってこうげきしてくる。

細長く鋭い葉先が俺の右腕に当たった!

イテッ! 

痛みを感じた右腕を見ると線状にキズがはいっていた。

くっそ〜!

こんなことでケガをするとは油断してしまった!


俺のこうげき

右手に構えたカマで首の部分を切りつけた。だがあまりダメージは与えられていない。先程の戦闘でキズついた右腕では十分な威力が発揮されなかった。

直接攻撃だけで倒すのは骨が折れそうだ。


荒れ地のボスのこうげき

「不気味にほほえんでいる」


俺のこうげき

俺はカマを立てるように肩上に構えると斜め上方に向けておもいっきりカマを投げた!



このカマには隠されたもう一つの特性がある。それはこのカマを「どうぐ」として使用した場合の攻撃手段だった。

投げられたカマはくるくると回転しながら縦回転から横回転へと傾いていく。それが水平状態まで傾くと、一気に急上昇し大きく弧を描きながら進路を変えて戻ってくる。

その先には首を伸ばした荒れ地のボスがいた。ヤツは俺が攻撃をミスをしたと思い込み戻ってくるカマには気付いていなかった。


「ザクッザクッザクッ!」

荒れ地に快音が響いた。


不意を突かれた荒れ地のボスは一瞬で切り裂かれることになった。

大ダメージだった!

8体あった首は今の攻撃によって完全に失われた。



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攻撃手段を失った敵など恐るるに足りぬ。もはや時間の問題だった。俺はカマを拾うと残った部分を全部引っこ抜いてやった。



荒れ地のボス 。

ヤマタノオロチを倒した。


俺のレベルが上がった。

荒れ地の統率者が倒れると周囲にいたモンスターの顔が一気に青ざめていく。

勝てない相手と気づいた雑魚モンスター達に戦う気力は残っていなかった。

ボスを失い、戦意も喪失した雑魚モンスターどもにここで生きる術はもうない。

このまま放っておいても、自滅するか別の住処を求めてお引っ越しするかのどちらかだろう。



長い戦いだった。

炎天下に雑魚退治に熱中した俺もすこしクラクラしていた。危うくこっちがバテるところだったかもしれない。

今度冒険に行くときはやはりパーティを組んで出掛けようと思う。一人はキツイ!


荒れ地だったこの場所は平和と秩序を取り戻しつつあった。

俺はこの地を開拓し潤沢な実をつける森に育てようと思っている。


戦いはまだ始まったばかりだった。


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だいぶキレイになりました。



茶臼山の芝桜を見に行くなら注意点。読んでおいて

今日はお休み。勤労な俺だが今日はいつものように朝っぱらから会社に出向きつまらぬ仕事につかなくてOKな日。嫁、子供も出かけていないのでまさに自由。朝から一杯するもよし。家の中で一人百人一首をしてもよし。ボンカレー( レトルト)を、お皿によそったごはんにかけずにおかまの御飯にかけてもよし。何をしても自由。

となるはずだったのだが急な予定が入った!昨日の夕方に俺の実家から電話で言われた。茶臼山の 芝桜に連れてってほしい。


結局連れて行くことに決まった。これが昨日の夫婦ケンカのきっかけとなった出来事。


朝、ゴミを捨てに行き、顔を洗いその他の支度を済ませて出発。夕方4時には子供が帰って来るのでそれまでには家に帰らないといけない。

芝桜の会場となる山頂までは結構な距離がある。ナビの到着予定時刻は12:20。せっかちな俺は長距離を走るときはいつもこのナビが示す時間よりも早く着きたくなる。12時を切って見返してやるんだと意気込み走る。しばらく走り続けようやく案内のかんばん表示が出てきてあと7kmと書いてあった。もうすぐだ。やっと着く。12時は過ぎるがまあ上出来だと思っていた。あと残り5kmと迫ったとき事件は起きた。

その道は以前は有料道路だったが今は無料になった高原道路だった。緩やかな登り道路の頂点からカーブしながら下って行ったその先から突然、山賊が現れて道路を塞いできたのだ!。

俺の頭の中は一瞬パニックとなり「逃げる」「たたかう」「ようすをみる」の3択状態。どれに決めるか考えながらも車は減速しつつも前進を止めない。

ついに進路を塞がれてしまった俺は逃走をあきらめた。そして道路わきの空きスペースへと車を誘導されて停車。この止め方だとまずは車をバックさせないと本道には出られない。もう逃げられない状況となってしまった。しかも奴らは一人では無かった。俺を止めた2人とさらに前に一人。山賊のものと思われる威圧的な1BOX車が1台とそれよりも小型だが他に4台の山賊車両がいた。もうダメだと思った。なんとか上手く勘弁してもらえないかと真剣に思った。俺の車が停車し逃げられないことを確認した山賊の一人が俺の車の運転席側のドアの横に来て俺に車から降りるよう急かしてきた。逃走はあきらめた俺が車から降りるとそいつは言った。

ここ制限速度いくつか知ってる?

俺はそのまま1Box車に乗せられ拘束。10分以上たったろうか?俺はようやく 開放されてまた走り出した。時刻は12時20分過ぎだった。災難だ。ナビに負け、罰金を要求されしかも次回はゴールド免許にもならないそうな。ガックシだった。そのあと芝桜会場には直ぐ着いたが俺のテンション下がったまま。

ひどい!普通あんなとこでやるか?急勾配もないしカーブも少なく全般に見通しも良く歩行者もいない以前は有料だったその高原道路で!その道は、今は芝桜の会場へと続く道だが冬はそこがスキー場となるため、その山頂へ行くためだけの一本道だ。芝桜を楽しみに見に行く人達しか通らないはずのその道路で、しかもその道路の制限速度は40キロ。さっきまで通ってきた県道はほとんど50キロ制限だった。ありえね〜ッ!。

制限速度のルール違反は事実で反省している。俺もうかつだった。いつも安全運転を心掛けてる俺もクネクネ道路ばかりを走ってきて直ぐに入ったその高原道路だったため、やっとクネクネ開放されたとゆう開放感とすぐ近くまで来たとゆう高揚感に気を緩ませていた。それにしてもなぜ速度取締りをここでやることに決めたのか?芝桜を見に行く観光客をターゲットにしたとしか考えられるぬ。何故だ?。申し訳けないが単純に悪意を感じてならない。そんなことやってるからいつまで経っても例のワースト上位から脱却できないんだ。声はあげても響いていない。去年の取り組みに大した変化も加えず同じことを繰り返している山賊もどきに期待することはない。何がしたいのか全っく分からぬ。本当に本気でヤル気があるのだろうか?税金は取締りをするための人件費のために支払ってるわけじゃない。取り締まり自体に否定はしないがあの場所でやる目的とその狙いは何だったのか説明して欲しいものだ。古いが、血と汗と涙の結晶をもっと有効に使ってほしい。一向に成果が見えない。個人のマナーやモラルのせいだけではないはずだ。もっとしっかりとリードせよ!


話は変わるが、家に帰ってから子供がお菓子がほしいと言うので一緒に買いに言った。そしたらおもろい現象を見つけたので載せとく

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一緒じゃね〜か!