『ボランティア活動』砂浜にはたくさんのゴミが散乱していました
砂浜のゴミ拾いに参加してきた。
時間は朝10時から11時までの1時間だけ。
きっと子供達にも良い経験になるはずだ。
会場となる海までは家からだと1時間15分位なのでちょっとしたドライブになる。天気もよかった。
家を出発してから45分ほど走ると海が見えてきた。久しぶりの海だ。
海岸線を走りながら見下ろした海は雄大で、遠くに水平線が見える。
その道で窓を開けながら風を受けて走るのは気分爽快だった。
目的地の近くまで来ると海岸沿いの路肩に車が列になって停車していた。駐車場がないので皆んな路上停車しているのだ。俺はその最後尾に車をつける。
俺達よりも早く来た人達に遅れた分だけ会場まで歩く距離も長くなるが予定通り集合時間の10分前に到着出来たので丁度よい。
波の音と爽やかな風が吹き付ける海岸沿いの歩道を家族で歩いていると何だか気分が良く心が洗われるようだった。
会場に着き係りの人からゴミ袋を受け取るとさっそく砂浜に出てゴミ拾いを開始。
ここではペットボトルのキャップやビンカンを分別して集める。
その他も拾うものは人工物のみだ。
ゴミは波打ち極から20メートルくらい離れた所に特に集中していた。
俺がイメージしていた砂浜のゴミ拾いは歩きながら落ちているゴミを拾っていくものだったが実際にはほとんど移動しない範囲でずっと拾っていた。
いろんなゴミがある。
ビニールやひも、キャップにサンダル、ペットボトルに砕けた発泡スチールにタイヤの破片にマネキンのケツの部分。特に発泡スチールは粉々に散らかっていて拾うのが大変だった。
これらのゴミをスナメリなどの動物がエサと間違えて食べてしまうので海はキレイにしないといけない。
俺達は黙々とゴミを拾った。
切りがない位のゴミの量だ。
結構大きなゴミ袋だったが直ぐにいっぱいになった。下の娘は一緒になって楽しそうに拾っていたが、上の子は波打ち際で海を眺めていたり平らな石を探して歩き、ゴミを集めようとしなかった。上の子の好奇心はゴミ拾いよりも海に向けられていた。
子供にはいろんな体験をさせそこで何かを感じたり、思い、考えてほしい。何を思っていたかは知らないが家で一日中ゲームをやっているよりはマシだ。
でも、せめてこの惨状だけは見せなければならない。海にはたくさんのゴミが散らかっているということ。そしてそのゴミは何処からやってくるのか?と疑問を感じてほしいと思う。
あっという間の1時間だった。
皆んなで拾い集めたゴミの量は50袋位あった。
ほんの少しだけど海はキレイになった。
帰り際、係りの人からマックの500円カードを3枚もらえた。それとギフトカード2000円もくれた。
これでは、もはやボランティアではなく割のいいバイトだ。
けっこう有意義な時間を過ごせたと思う。
マック券ももらったし楽しかった。
また今度来ようと思う。
マック券をもらいに。
じゃなくて海の掃除に。