日曜日、今日の朝食は喫茶店のモーニング
久しぶりのモーニング。
モーニングとは主に喫茶店で行われているサービス。
コーヒー代(ドリンク代)だけで、トーストとゆで卵とサラダも食べれちゃうお得なメニューだ。
行き先は星乃珈琲店。
ここのコーヒーは好きだ。
ブレンドもいいが炭火焙煎のやつがおいしい。
家から10分位でお店に着いたが駐車場には他に車が一台もいない。
まだ準備中だった。
9時から営業開始だそうな。
あと30分は待てない。
行ったことはないが、ここまで車で来た道沿いに見つけた喫茶店に行くことにした。
客とおぼしき車が数台その喫茶店の駐車場に停まっていた。
どうやらオープンしてそうだ。
その喫茶店のカンバンには珈琲農園と書かれていたのでコーヒーをうりにしてそうな店だからきっとコーヒーは美味しい。
店内へと入り注文。
全部で3種類のモーニングメニューを頼んだ。
コーヒーを待つ間、この店の取り組みを紹介しているパンフレットが置いてあったので読む。
ネパールでコーヒー農家を営んでいる現地の人達やそれに携わる人達は、コーヒーを売ってもその対価に正当な報酬が得られていないそうで貧しい生活を強いられていると書かれていた。
そこで、この店の経営者はフェアトレードの取引きでネパールで7年間を費やして農家の人達に現地指導しながらお互いに協力し合い農園を築いたそうだ。
苗を植えることから、この店での焙煎に至る全行程を築いたらしい。
その農園で働く現地の人は労働量などに応じた適正な報酬を受け取ることができたことで、子供を学校に通わせることが出来るようになったり、水道をひいたり、今まではなかったトイレも設置することが出来たと書かれていた。
いい話だな〜。
こういうの好き。
そこに書かれていたことでもう一つ、感銘を受けたことがあった。
それは、決められた時間をただ働かせるだけでは良い結果に結び付かないこと。
手抜きが起きれば均一でバラツキの小さい良質なコーヒーは作られない。
大事なことは、労働者自身が良いものを作りたいとゆう意識を持ち作業をすることだ。
本当にその通りだと思う。
そして、
その農園ではそれが実現できたのだろう。
その農園の経営者は、今ではネパールの国が指定する重要外国人10人の内の一人になっているそうでネパールの他の地域にも農園の指導の依頼が来ているそうだ。
注文したコーヒーが届いた。
俺は早速、一口飲む。
う〜〜ん。
まあ、まあって感じだった。
女性は好きそうだ。
エスプレッソを好む俺には物足りない味わい。
ただ、あまり記憶にはないコーヒーの味だった。
ずば抜けて美味しいとは思わなかったが、他にも変わった特徴が書かれたコーヒーメニューもあるのでまた今度来ようと思う。
その店のなまえは確かモルカフェ。
盛るカフェ?と想像しそうになる。
日本人ウケしないネーミングな気がするが、この名も何かこだわりがあるのだろうか?。
なかなかいい話も読むことが出来たし、
いい時間を過ごせた。