体験記録

好きな事もイヤな事も書いてく。見たまま感じるままに。

大手K電気で冷蔵庫を買ってきた。久々に良い買い物が出来ました。

我が家の冷蔵庫は10年物だ。

特に壊れている訳でもないのだが氷は作れない。

壊れてるじゃないか!?

とお思いになるかもしれないが壊れていない。


我が家の冷蔵庫は水さえ与えれば勝手に氷を生産してくれるスグレモノだ。ただしその内部(水が流れるとこ)を洗うことが出来ないから不衛生だ。


以前に3年ほどアメリカに住んでおりその間、冷蔵庫は電源を落としたまま放置していた。

日本に帰ってきてからは普通にその冷蔵庫を使っているがその製氷システムだけは、

嫁が「汚い」と言って使用禁止になっている。このままでは今年の夏にアイスコーヒーが飲めない生活となってしまう!

珍しく意見が合った俺達は冷蔵庫の購入を決意したのだった。


家の近くには全部で4店の電気屋がひしめき合っている。


まず最初に俺達はE電気店に向かった。

数日前にそのE電気店から「ご優待」と書かれたダイレクトメールが届いており、その中には10万円以上の製品購入で1万円引き券が入っていたので持っていくことにした。

そのE電気店はその4店舗の中では最も繁盛している店だ。まずこの店でお値段を下調べしようと思った。

店に入るとたくさんの客で賑わっていた。

冷蔵庫以外に興味はなかった俺達は冷蔵庫コーナーへ直行。


冷蔵庫のサイズは600Lで探した。

俺達が気に入ったのは三菱の冷蔵庫で、値札は228,000(税別)だった。

店員との交渉により大抵はその表示価格より値引くので、近寄ってきた店員に値段を聞いた。すると、その店員はまず俺達が会員かどうか聞いてきた。

会員であると知った店員は、俺が持ってきた1万円券と同じ物を見せ、「これと同じ物が届いてないですか」と聞いてきた。

先を越された俺は「届いてた気がする」と返答。本当は持ってきていたのだがイマイチ出しずらくなってしまった。

結局その金券分の1万円引きとなっただけだった。そうすると、定価218,000円+消費税+リサイクル料5,000円。全部で240,000円位。

なんだかお得感が全く感じられない。

この店は客も多く入っているせいか店員も大分、強気な感じだ。これ以上の値下げも大して期待できそうになかった。

やはり人気店。俺の予想通りの展開だった。

こういうライバル店がひしめき合っている所では、No2,3の店の方が狙い目なのだ。


俺達は次にK電気店に向かった。

この店は店舗ができてからまだ1年ほどしか経っていない。先ほどのE電気店に比べると広さも同程度ありかなり広いのだが何故か客足は少ない。多分、E電気店の5分の1位の客数だ。

そこには先ほどと同じ三菱の冷蔵庫が置いてあり値札は218,000円。価格は店員にご相談下さい。と書いてあった。この時点でE電気と同じ値段なので期待できそうだった。

しばらく冷蔵庫コーナーを物色していると店員が話しかけてきた。

先ほどE電気ですでに聞いた内容も含め、俺は買う気があることを匂わせながらその店員と話をした。

そして、値段を聞いてみた。

すると208,000円とのこと。

E電気より1万円値下がった。と思ったらその店員は続けて言った。

税込みです。

え"〜っ!

マジか。

しかも、古い冷蔵庫は5,000円で下取るとのこと。

その5,000含めてトータルが208,000だった。

E電気よりも3万円以上安かった。

その値段の提示前に「頑張らせて頂きます」と店員は言ってたけど本当に頑張ったのではないかと思えてしまう。


あいにくこの時は嫁と一緒ではなかった。E電気を出た後、俺は嫁を家に送り返しここへは俺一人で来ていた。


相手をしてくれた店員にあとで嫁と一緒に来る事を伝えて去ろうとすると、その店員は自分の名刺の裏にその冷蔵庫の型式と値段を書いて「ウチは税込ですので」と言うと、俺に名刺をくれた。


この近辺の電気店は他店対抗を徹底的に意識しているのでこの名刺を他の電気店で見せればさらに安く買うことが出来る。そんなことはあの店員も分かっているはずなのにこの名刺をくれる潔さが俺の心を打った。


家に帰った俺はK店での出来事を伝え、今度は嫁と一緒に再びK店へと直行。


俺はその店員を見つけ冷蔵庫を買う事を伝えた。

気分の良い買い物が出来ました。

K店ガンバレ。